ことわざ・慣用句、勘違いして間違った意味で使っている人もいますので注意が必要です。 10問、全問正解できますか? これらの問題は、大学生でも全問正解者はかなり少ないのです。
挑戦してみてください。 解答は、↓の写真の下にあります。 1. 「石橋を叩いて渡る」( )
A) 非常に用心深く、慎重な考えで行動する様子。
B) 絶対に信用ができると保証すること。認めること。
C)大げさな言動で、周りの人を威嚇(いかく)したりする態度。
2. 「海老で鯛を釣る」( )
A) 元手が大きいとその分利益も多い。手間や準備が大きいほど得るものが大きい。
B) 小さい元手で大きな利益を得ること。少しの労力で得るものが大きかったこと。
3. 「良薬は口に苦し」( )
A) 良い薬も苦くて飲むのはつらいので薬を必要とする前に健康を保っておくべきだ。
B) 忠告は聞くときにはつらいが、その時はつらくても後々自分の役に立つ。
4. 「情けは人のためならず」( )
A) 人に親切にしすぎると、かえってその人のためによくないことがある。
B) 人に親切にすることは、自分の利益にはつながらないものである。
C) 人に親切にしておくと、やがては自分のところにいいことがかえってくる。
5. 「医者の不養生」( )
A) 相手のことを考えて、目上の人に忠告すること。
B) 人に立派なことを言っても、自分の実行が伴っていないこと。
C) 自分のことは後回しにし、どこまでも人のために親切なこと。
6. 「木に縁(よ)りて魚を求む」( )
A) 高いところから状況を判断すること。
B) 手伝う人を広く募集すること。
C) 方法や手段が見当違いであること。
7. 「怪我(けが)の功名(こうみょう)」( )
A) 多少の傷や失敗が、成功をより引き立たせるということ。
B) 大成功した人は、その失敗談すら誇らしく語り継がれるものだということ。
C) 失敗や大きな苦難は、立派な成功よりも広く世間の話題になりやすいこと。
D) 失敗や何気なくしたことが、思いがけずに良い結果をもたらすこと。
8. 「論語読みの論語知らず」( )
A) 書物に書いてあることを知識として理解するだけで、実行にうつせていないこと。
B) 本を見ながらだったら言えるが、見なければ言えない程度のうろ覚え、自信のない記憶のこと。
9. 「船頭多くして船山にのぼる」( )
A) 指図する人間が多いと、見当違いの方向に物事が進んでしまうということ。
B) 全員が自分の持てる力を出し合うと、奇跡のような結果も実現できるということ。
10. 「昔取った杵柄」( )
A)過去に鍛えた腕前は、後々まで使えるということ。
B) 過去の功績をいつまでも自慢していても、役に立たないということ。
[解答] 1.A 2.B 3.B 4.C 5.B 6.C 7.D 8.A 9.A 10.A
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